古民家の良さを活かし、暖かで機能的な住まいへ
2019.11.05
リフォーム概要
リフォームの悩み・要望
・古くて寒い居間
・用途のなかった勝手口
・タイル張りで寒さに悩まされていた浴室
・雨風・雪に耐え、サビや傷が目立つ屋根と壁
・2Fの畳部屋をゲストルームにし、親戚の方や友人知人を招きたい
リフォーム詳細
居間・寝室
施工後
拘ったポイントは「断熱性」と「バリアフリー」です。熱の出入りの激しい開口部を二重サッシにし、家全体の床、天井に隙間なく断熱材を入れたことで外気を遮断し、家の中の熱を逃さない構造にしました。和の雰囲気を感じる茶の間、居間の欄間、戸は既存のものを残しつつリフォームを行ったことで“古くなったもの”が“趣のあるもの”に生まれ変わりました。
畳からフロアに替え、各部屋と廊下の段差をなくしたことで車いすでも不自由なく移動できる空間となりました。フロアには無垢材を採用。大気中の熱が床に伝わりやすくなるので冬場の足の裏がヒヤッとする感覚がなくなります。
キッチン
施工後
調理スペースが狭く、大きな窓から隙間風の入ってくるキッチンは白いキッチンパネルを使ったことで以前より明るく感じられます。手元も見やすく調理スペースも広くなったことでストレスなくお料理が出来ます。
洗面脱衣室・バスルーム
施工後
用途のなかった勝手口をなくした事で外気の出入りをなくしました。収納スペースの多い洗面化粧台に奥様も満足されているようでした。

タイル張りでヒヤッとする寒さに悩まされていた浴室にもしっかり断熱個工事を行い、浴室には換気暖房間乾燥機を設置。
トイレ
施工後

小便器と大便器で隔たれていたトイレを大便器のみにすることで開放的で明るい空間に
2Fゲストルーム
施工後


トイレ
2階には広々としたゲストルームを新設

寝室

バスルーム
2Fの畳部屋をゲストルームにし、親戚の方や友人知人を招きたいと施主様からご要望を頂きました。おトイレとお風呂も設置、遠方の方から来たお客様も疲れがとれる“おもてなし”の空間になりました。
屋根・外壁
施工後

雨風、雪に耐えてきた屋根、壁には所々にサビや傷が目立ちました。屋根は、一部割れ等を補修し、お家のイメージを残したまま全体を依替えしました。
コメント