こんにちは。広報企画課の伊藤です。
連日、InstagramなどSNSで、みなさんのきれいな桜の写真を楽しませていただいています。
ありがとうございます。
少しばかりのお礼に?
弊社から車で10分ほど。蚕室(さんしつ=養蚕・かいこを飼育した建物)のトイレ修繕工事などお手伝いさせていただいております鶴岡市羽黒町にある日本遺産「松ヶ岡開墾場」の桜風景 を。ちょうどおじゃました日は、桜まつりなども開催されていてたくさんの花見客で賑わっていました。
かの大久保利通も視察に訪れたという、明治初期に建てられた日本最大の蚕室群が今もそのままの姿で5棟残っています。その蚕室に添うように植えられた樹齢100年という古木が織りなす桜並木は、互いの枝が手を伸ばすように桜のトンネルを作ります。
大蚕室は、どれも同じように見えますが、創建年で使われた木材の主な産地、柱の数や太さが違ったりするのも建築好きには見逃せない歴史遺産です。
松ヶ岡の蚕室を手がけた高橋兼吉をご存知ですか?
致道博物館に残る旧西田川郡役所、旧鶴岡警察署はじめ、旧東田川郡役所、旧西田川郡会議事堂など数多くの洋風建築の数々、荘内神社、由豆佐売神社(湯田川温泉)、善宝寺の五重塔などの社寺建築、いずれも、名棟梁・高橋兼吉の手によるもので、明治28年に、山居倉庫 (酒田米穀取引所倉庫)を完成させてまもなく50年の生涯を閉じます。
今も庄内の観光スポットとして名高い建築物の数々を、同じ一人の棟梁が手がけたなんて(憧)
桜の話から逸れ過ぎましたが
建築好きに見逃せない街・山形県庄内地方です。
これからも、そんな街に「想いをひとつに… 幸せを届けたい」←アクアプラス社是 ^o^
今度は、酒田・飯森山あたりの建築好きにたまらない建物について、誰かに書いてもらいましょうかね。
そんな話をし出すと止まらないアクアプラス(笑)
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