昨日11月22日（土）は、二十四節気のひとつ「小雪（しょうせつ）」。
冬の入口らしく、鶴岡市街地でも19日に初雪がうっすら。
鳥海山も月山も一気に白さが増して、いよいよ冬の気配が近づいてきました。
本日３連休の中日。「断熱リフォームセミナー」宴たけなわ。
まぶしい日差しが差し込む穏やかな天気ですが、予報では明日から再び曇り＆雨模様に戻るとのこと。
今年の11月は例年以上本当に読めませんでしたね。
20℃近い陽気から冷たい雨、フェーン、また雨…
と、めまぐるしい庄内おなじみ（？）の三拍子リレー。
暖秋で「冬タイヤさ替えだが？」も例年以上にタイミングに迷う年でした。
こんにちは。広報企画課の伊藤です。勤労感謝の日といえばこのブログ！
ということで、今年も水道管凍結防止キャンペーンをはじめさせていただきます。
冬に向けて凍結対策お願いします
タイヤ交換と同じくらい大事なのが、水道管の凍結防止対策。
暖冬の年でも、鶴岡市上下水道部管内での凍結が原因と思われる漏水・故障は1000件以上も発生。
真冬日が続くと、水道管が完全に凍ってしまい、解凍も困難になります。
もし水道管が破裂したら修理費用がかかるうえに、ボイラーや給湯器の故障につながることも。
「お風呂に入れず日帰り温泉通い」なんて話も珍しくありません。雪道の運転、湯冷め…大変です。
冬本番前に「水抜き」（＝水道管内にある水を出す）の方法を再確認して、水道管凍結を防止しましょう！
【冬に備えて その１】
水抜き栓の位置を確認！
水抜き栓（不凍栓）には、手動式（ハンドル式・レバー式）と電動式（自動式・手動式）があります。
キッチン・洗面・浴室近くなど、普段使う場所の水抜き栓をあらためて確認しておきましょう。
【冬に備えて その２】
水抜き方法を確認しておこう！
《電動式》
１．操作パネルの電源ON
２．水抜きボタンを押す
３．各蛇口を開けて水を抜く
※自動式は冬期間、電源を切らないように！
《手動式》
１．水抜き栓を時計回りに閉める
２．蛇口を開け、水を抜く
※ハンドルは必ず「全開」か「全閉」のどちらかにしてください。中途半端な位置だと、水が止まらず流れ続ける恐れがあります。
再び水を使う時は、すべての蛇口を閉めた状態で水抜き栓を開きます（電動式は通水ボタンを押す）。
水洗トイレの水抜き
水洗トイレの水抜きは、不凍栓を閉めたあと、トイレを一度流してタンク内の水を空にします。
再び水を使うときは、まずすべての蛇口を閉めた状態で不凍栓を開けます（電動式の場合は「通水」ボタンを押します）。不凍栓が全開になったら、蛇口をゆっくり開けて、配管内の空気を抜きながら通水してください。
保温対策も大事！
露出している配管には保湿材（布きれ、発泡スチロールなど）を巻いておきましょう。
メーターボックスも保温で安心。
保温材（発泡スチロールなど）を細かく砕きビニール袋に入れ、濡れないように覆います。
畑、作業小屋、空き家・アパート空室も忘れずに。
長期間使わない場合は水道部へ「閉栓」の連絡をすると水道料金がかかりません。
凍結の大きな原因は「気温」よりも「風」
ちょっとした対策で水道の凍結を予防することができます。
凍結は、気温が下がるのも原因ですが、一番は「風」です。
北側・日陰・風の通り道は要注意
北側で日が当たらない場所、風当たりの強いところなどは特に凍結しやすく、床下に冷気を入れないよう格子通気口をふさぐなど、風よけを設置することで凍結防止レベルがグ～ンっと上昇します。
開け閉めできる床下換気口カバーなども販売されていますが、発泡スチロールを使ったDIYでも十分防げます。築古の我が家も、職人さんにこのワザを教えてもらって以来、まったくの凍結知らずです。
凍結を経験された方、まだの方も、ぜひやってみてください。
オススメです。
凍結の目安は「－４℃」
いつもより冷えそうな凍結が予想される夜間や長期不在の時は、水抜きをして備えましょう。
※ブレーカーはそのまま。落とさないこと
エコキュートなど、温水器や湯沸かし器、ボイラーの水抜きは、お使いの器具の取扱説明書で再確認。
お風呂の水張りで凍結防止。
使ったお湯は全部抜かず、浴槽の循環口より５cm上までお風呂のお湯を残してください。
追い焚き機能がついている場合、給湯器の自動ポンプが作動して配管の凍結防止をしてくれます。
ご利用メーカーの取扱説明書を再確認すると万全です。
水を少し出したままに。
流水していると凍結しにくくなります。
冷え冷え水洗トイレは、水抜き栓を閉めた後、水を流しタンクも空に。紙などを挟んでレバーは上げたままに。ご利用メーカーの取扱説明書を再確認すると万全です。
それでも凍ったり破裂したら…
■水が出ない（凍結）
○部屋を暖める
○タオルを当てて「ぬるま湯」をかける
○ドライヤーの温風も有効
※熱湯はNG。破損につながります。
■破裂した
○不凍栓を閉めて応急処置
○アクアプラスへお電話ください
※水道管の破裂等による漏水については、指定工事事業者で修理することにより、水道料金が減免される場合があります。弊社は指定工事事業者です。指定業者外の修理は対象となりませんのでご注意ください。
寒波は地域一斉です！
修理依頼が集中すると、対応にお時間を要する場合があります。
寒波到来で朝から事務所の電話が鳴りやまず、１日に100件以上のご連絡という日もありました。
早く駆けつけたいと、早朝から夜遅くまで頑張ってもどうにもならず、職人さん達の申し訳ない様子が誠に痛々しく…
↓職人さんの心の叫び↓
https://aquaplus-reform.com/news/engineer2025-0918
（職人さん達にも働き方改革のご協力をお願いします）
最後にもう一度。冬本番前の準備が、本当に大切です。
水抜き方法の再確認、そしてエコキュートの点検も忘れずに！
以上、最後までご覧いただき誠にありがとうございました<(_ _)>
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